奈実乃ちゃんっ、と空が声をかけようとした時にはすでに時遅し。 「おつかれ、奈実乃ちゃん」 「わ〜!見に来てくれたんですか、先輩!」 「可愛いかったよー、ダンス上手いし」 「そんな、褒めても何もでませんよ」 二人でイチャイチャと会話を始める。 身長差もちょうどいい位だし、お似合いに見える。 「ああ、先輩に先越されちゃった。」 『また会った時に言ってやれよ』 「うん、そーするよ」 肩を落とす空。 その横で軽くため息を吐く俺。 まだ見慣れないや。 奈実乃の隣にあんなイケメンがいるなんて。