隣の一番星




彼女って………。





奈実乃、舞台やるんだ。
そーいえばあれから一言も話してないもんな。
ベランダに出ないから。





美味しそうにフランクフルトを頬張る空。
その隣で俺も頬張る。






「どっかのクラスの劇見に行く?」






一瞬、ぞわっとした。
劇、舞台。






「あ、直樹くん見て!体育館に人がいっぱい入っていくよ!行こっ」



『……おう』






別に断る理由なんてない。
むしろ幼馴染の劇だ。
見てやるのが普通じゃないか。






「ミュージカルだって!歌って踊ろうって書いてある!」







そーいやあ、奈実乃のやつ小学校の頃ダンス習ってたな。
歌はそんなに上手いと思わないけど。