「私、アレ食べたいな!アレ!」
『アレって何だよ』
「アレだよ!アレアレ」
名前が出て来ないのか、んーんーっと頭を抱える空。
『何?2年の屋台だったら、フランクフルトとか?』
「それだーー!アメリカンドッグと混ざっちゃって」
そう言って、へへっと笑う。
本当に無邪気だ。
「えっと、えっと。フランクフルトは……2年6組だ!」
『よし、行こ』
2年6組は中庭でしていて、そこに着くと結構な人が並んでいた。
「そろそろあがっていいよー、涼介ー!
もうすぐ彼女さんの舞台だろー?」
涼介?
「おー、わりー!じゃああがらせてもらうわっ」


