隣の一番星



【 待ちに待った文化祭 】




と書かれた大きな横断幕。





俺はそんなに待ってないけど。





みんながみんないつもと違った格好をしている。
一言で言うと、ハデ。





俺たちのクラスはただの茶店では無かった。




知らない間に決まっていたみたいだ。







【 ゾンビの集落 】






そう書かれた看板が教室の前に立てられる。





そんなんで客は来るのだろうか。





だって、メニュー名なんかめちゃくちゃだし。
たとえば、隣の国の魔女の爪っていう名前のクッキーや、復活の目玉なんていうゼリー。




ブラッド-オブ-ショコラなんてまだましな方で、ただのコーヒーにゾンビの血液なんて名前付けちゃうし。





なかなか頼まないだろ、みんな。