『ん?』
笹川の顔色は目の前の紅葉と同じような色に染まっている。
「私は笹川空って名前です」
『うん、知ってる』
笹川は頭を抱え、髪をクシャクシャさせる。
「あ〜〜!岡田くん、鈍感だったーーー!」
面白い。
笹川見てると楽しいや。
困った時いつも頭をクシャクシャさせる癖があるんだ。
『ぷはっ!やっぱ、ちょー面白えな、お前』
「いつも真剣なのにー!分かってくれない岡田くんが悪いんだよ!」
さっき、笹川が言いたかった事分かってる。
でもなんか、求めてることを素直にしてあげるのはつまらない。
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