隣の一番星




「岡田くん!おまたせっ」





今日は笹川とデートだ。
なかなか部活のオフが合わなくて延びに延びまくった。





『今日はエスコートしてやるよ』



「うんっ!ありがと!」






今のはちょっと上から目線だったかな?
でも喜んでるし、いっか。





人通りの多いところは個人的に好まないので、公園通りを歩く。






「うわ〜綺麗ー!こんな並木道あったんだー!」






今は紅葉の秋。
オレンジや黄色が太い木に敷き詰められている。




小さい頃よく連れてきてもらったな。
奈実乃も一緒に。




でも、奈実乃だらけの思い出もこれからは笹川と埋めて行く。






俺たちは並木道途中にあった茶色のベンチに腰掛けた。






「ねえ、岡田くん。」