ぞろぞろとサラリーマンの男性たちは出勤を始める。
「い、嫌なら全然断ってくれていいんだよ!?それに、岡田くんは………」
『俺は…なに?』
「奈実乃ちゃんの事好きそうだって友達から聞いたから……。」
奈実乃か。
もう絶対好きじゃない。
ムカつくし。
なんで先輩と付き合ってんだよ。
なんだよ、幸せすぎて死にそうって。
『全然好きじゃないよ、ただの幼馴染だって』
俺がそう答えると。
「ほ、本当!?」
そう言って目を輝かせた。
「す、好きな人いない!?」
『うん』
「私と付き合ってくれますか!?」
『うん、いいよ』
もういいや。
「やったあーーーーー!」
どうにでもなっちゃえよ、自分。


