体育大会前夜。
「直樹いいいいいいいーーーーーー!」
シャワーを浴びて軽くご飯も食べて、ベットで横になっているととてつもなく大きな声が聞こえてきた。
それと共に、大きな足音まで。
バンっ
と、勢い良く入ってきたのはもちろん奈実乃。
『なんだよ騒々しい』
「どうしよ!やばいの私!今、本当もおやばいよ!」
言葉にならない言葉で必死に想いを伝えようとする。
表情からして決して悪い事があったわけではなさそうだ。
というより、明らかにとてつもなく嬉しい事があったと分かる。
その次に発した奈実乃の言葉は一瞬耳を疑った。
「先輩の彼女になっちゃった。」
頭の中の整理が出来ないでいた。
先輩はついこないだ彼女さんと別れたわけで。
「しかも、先輩から言ってきたの!」
なんで?
奈実乃の事ふったんじゃなかったの?


