隣の一番星




なんでそんな質問を俺にしたのか。
なんで同じ部活なのに本人に聞かないのか。




そんな事を考えながら授業を受けていた。









昼休み、食堂に行く前に職員室に漢字小テストの直しを持って行った。



いつもは通らない道で食堂に向かう。








「せ、先輩!好きです、付き合ってください!!」






一瞬ビクっとした。
空耳ではなかった。






「ごめん、好きな子がいるんだ。」






告白場面。
目を向けてみると、そこには。






涼介先輩?
それから一年生の、知らない女の子。





女の子はダッと走り去る。







先輩、好きなやついるって?
別れたばかりなのに?




断るための口実か、はたまた嫌な予感の通りか。








後から聞いた話、女バスのほとんどが涼介先輩にそういった好意を抱いているらしい。





奈実乃もその一人だ。