隣の一番星




「おはようございます!岡田くん」




毎朝恒例のリレー練習。





『あのさ、いつも言ってるけどそろそろ敬語で話すのやめない?』


「だって監督ですし、コーチして頂いてるのにタメだと……」





礼儀正しくて真面目だけどなんか抜けてる。
そんな笹川といるのは中々楽しい。





『監督というより同じチームメイトとしてコーチしてるわけだし。他人行儀にされるよりタメの方が嬉しい』



「あ、そうなのっ?」



『「あ。」』





二人で声を合わせて笑う。

初めてタメ口で話してくれた時の笹川の顔は堅苦しくなくて穏やかだった。





『よし、タイムとるぞっ』

「うんっ!」




体育大会が楽しみだ。