体育大会まで二週間を切った。
もうすぐ体育大会なんてあまり実感は湧かなくて、むしろみんないつもよりだらけてる。
部活中の暑さは変わらないし、なにより残暑は風邪をひきやすいからな。
身体に気を付けないと。
パチンっと電気とクーラーつけて部屋に入る。
クーラーは今でも健在だ。
クーラーの効きが良くなるまで、ベランダで風に仰がれる。
「直樹、おつかれ」
『おつかれ』
外に出るのはいつもほぼ同じ時間。
部活から帰って風呂に入り、ご飯をたべたらベランダ。
だいたいいつもそんなスケジュール。
「直樹、最近空ちゃんと仲良いね。」
口を尖らせて言っているように見えたのは気のせいか。
嫉妬されてるかもとかそんな都合のいい考えなんてもうしない。
むしろされなくていい。
「朝も早く出てるみたいだけど何してるの?」
『奈実乃には関係無い事』
少しキツく言ってしまったかもと、言い終えてから後悔。
「あっそ、じゃあいい」


