隣の一番星




昨日の夜、奈実乃と笑い合えた事は素直に嬉しかった。
だけど、あんまり話したくない。




奈実乃に関わればまた変なミスして嫌われちゃうかもとか考える。




女々しいやつだな、俺。





別に、もう奈実乃の彼氏になりたいなんてそんな事強く願ったりしない。




だからせめて奈実乃の言う〝大切な幼馴染〟からは降格したくないんだ。







「お、お、岡田くん!クラス対抗リレーだよねっ?」





カミカミで話しかけてきたのは、奈実乃と同じバスケ部の笹川空。






『うん。笹川もそうだっけ?』

「そうなんだ!」






モジモジと顔を赤らめながら俺の席の前に立ち続ける。





「それでね、岡田くん。お願いがあるんです。」