顔がみるみる赤くなるのがわかる。
奈実乃の手から俺の体に伝わる熱。
鼓動もドンドン早くなる。
その顔を察してか奈実乃が手を離す。
「ご、ごめん!そんなに照れるなんて思わなかった」
『照れてねー!勝手に触んなボケ!』
俺は奈実乃から離れてお茶を飲みに行った。
奈実乃はニヤニヤとずっと俺の方を見ている。
あーー、顔に出るなんて初めてだ。
そりゃ後ろから抱きついてくるんだから、仕方無いよな。
「ちょっと直樹、肉焼いてちょうだい」
のぶと夏帆は二人で追いかけ合いっこをしている。
俺たちも昔よくやったな。
あの二人はくっつくのかな?
のぶよ、頑張れよ。
夏帆はどーか知らないけど女子ってもんは優しいイケメンに目がないからな。
そんな事を考えながら俺は、肉を焼いていた。


