隣の一番星




辺り一面の緑、聞こえる川の音、そして自然の香り。
たまにウグイスの鳴き声まで聞こえてくる。





「キャンプだーーー!」






奈実乃には弟がいる。
俺には兄と妹がいる。
でも、兄は関西にいるため今日は来ていない。




そして、お互いの両親。
なかなかの大勢で小さなテントをたてる。





「久しぶりだなあ、直樹〜」


「背伸びたな、のぶ。」






奈実乃の弟、のぶは俺の真横をきっちりリード。






「のぶくん、おにーちゃんは私のだからだーめえー!」





俺の天使、妹の夏帆まで俺にくっついてくる。





「だめだよー!直樹は私のだからー」





そう言って奈実乃もノリノリで対抗心を出す。
両サイドをのぶと夏帆にとられているもんだから、奈実乃は俺の後ろから抱きついてきた。





『ばっ、おま!なにやってんだよ』