「先輩、おまたせしました!」
「俺も今来たとこだよ。じゃいこっか」
向かう先にはらはらしながら二人を追う。
そうさ俺はついにストーカーにまで手を染めてしまったさ。
この際、開き直ってやるよ。
後をつけて行くと、二人はファーストフード店に入った。
良かった、家じゃなくて。
すかさず俺も入る。
席は離れていて話は聞こえないけど楽しそうだ。
勉強も意外とやってるみたいだな。
それから時間が経っていき、五時になった。
「あの、先輩!」
そう言い始める直前、奈実乃は何かを唱えるような何かを決心したような顔をした。
まさか。


