はあ、楽しみにしていた夏祭りも今やどうでもいい。
むしろ中止になって欲しいほどだ。
「ねえ、岡田くん。」
サッカー部のマネージャー三人組の女の子が俺の机を取り囲む。
「夏祭り一緒に行きませんかー?」
女子と行くのはさすがに抵抗がある。
「同じクラスの西田くんも沢村くんも来れるんだってー」
西田と沢村は同じサッカー部の仲間だ。
『考えとく』
オッケーする理由はあっても、断る理由は無いよな。
「おい、直樹〜!むかつくなあー!美人マネさんと夏祭りかよー!」
『まだ行くって決まってねーよ』
俺がそう言うとさとしは深刻そうな顔をして言った。
「そろそろ諦めてもいいんじゃないかな。お前だったらどんな美人とだって付き合えるぞ?」


