一週間、あと一週間で夏祭りだ。
「直樹、最近機嫌いいよな。なんか良い事あったか?」
『別に』
教えてやんないよ。
俺だけの楽しみ、俺だけの喜び。
「聞いてくれよ直樹ー!」
俺の心の中のテンションと同じくらい高いトーンでさとしは話を始める。
「夏祭り、女バスと混合で行くんだぜー?俺にもついに彼女がーーーー!」
『えっ?』
「涼介先輩も来るから、女子はきっと全員出席だろーなあ〜」
バスケで夏祭り?
『いつ決まったの?』
「今日の朝練の時だけど?」
断ったよな?
オッケーしてくれたもんな?
なんて、涼介先輩が来るんなら行くに決まってるか。


