隣の一番星




披露宴までの間、俺たちは教会の外の噴水前に居た。






「そういえば、直樹。空ちゃんとは上手く行ってる?」







ザァアアアとわめく噴水と周りの人の話し声に埋れて聞こえてくる質問。






『ううん、別れちゃった。』



「え!なんで!?」



『お前と一緒だよ。俺は間違ってた』






この話を締めくくるように、優しい笑顔で奈実乃は言った。






「私たち、バカだねっ」






二人で笑い合う。
久しぶりに素直に前みたいにできたんだ。