クリスマスの聖なる夜を空にとって別れの日にしてしまった。
本当に空に感謝してる。
恩返ししないといけない。
それはきっと奈実乃を諦めないって事だと思う。
『ただいまー。』
「あらおかえりー。早いわね」
家に帰ると、ワイワイとまだみんなで盛り上がっていた。
『俺も混ぜてよ。』
もし、空が良い子じゃなかったら。
あのまま利用していただろうか。
いや、きっと一緒にいたいとも思わなかった。
良い子だったからこそ、空といることを一度決めてしまったんだ。
だから、どっちにしろ俺は……
「直樹ー、お土産はー?」
奈実乃諦めるなんて一生出来ないんだ。
『無えよ、ばーか。』


