「はぁ…美味しかった」
「それはよかった」
そう言って微笑むお母さん
「皿、洗うの手伝いますよ‼︎」
「あら、ありがとうね」
そう言って私は手伝い始める
「蘭子ちゃんも大変でしょ?」
「え?」
「柊のことよ。あいつ曲がってるし」
「いいえ。私の方が迷惑かけてばっかりで。私、親がいなくて…。そのことでものすごく捻くれてて夜、人にケンカ売ってたんです。その時、私に光をくれたのは柊だったんです」
「あいつが?」
「はい。だから柊は私の光なんです」
「蘭子ちゃん、こんな家でいいならいつでも来て?」
「え?」
「この家をあなたの家と思っていいのよ?ここにいるみんなが家族として接していいの」
優しいお母さんの言葉に胸が熱くなる

