「私ってさ、家族っていうものに愛されることを知らないでしょ?だからいつかは寄り添っていけるような大事な人を見つけてほしいからこれにしたんだって」
今でも覚えてるよ
"あなたは本物の家族っていうのを知らないわ。
私が家族みたいに過ごしてきてるけど血の繋がりとは違うって感じているでしょ?
でもね、将来素敵な人を見つけてその人と家族になるの。
それに必要なのは真実の愛
だからこのネックレスはあなたが本当の愛を見つけられるためのお守りよ。
大事にしてね"
「なら、お前はもう本物を見つけたな」
「え?」
どういうこと?
「俺はお前を離すつもりはねぇよ?これからもな」
そう言って笑う柊の笑顔に胸が温まる

