そして、圭ちゃんの服が入っているであろう、 黒いクローゼットを開けた。 「洋服少ないな…」 私は少ない洋服から、 軽い服を準備して、パジャマも出した。 そして、 クローゼットから出した、 ボストンバッグの中に詰めた。 「…うっ。ちょっとたくさん詰め過ぎたかな? 重い……ぃ」 バッグを引きずりながら外に出て、 病院に向かった。