翌日私は圭ちゃんの家に行って 洋服を取りに行った。 しばらく入院するとなった 圭ちゃんの着替えだ。 昨日圭ちゃんから鍵を預かっているから それで、家に入った。 「お邪魔しま~……す」 私はすぐ、圭ちゃんの部屋へ直行した。 扉を開けると、 生活感のない、殺風景な部屋が 目に飛び込んだ。 モノクロの部屋に観葉植物が色味を帯びてあるだけ。 「圭ちゃん…らしい部屋だね。」 久しぶりに来た部屋は 昔とは全然違った。