そして準備が終わった頃に 電話で着いたよと、連絡が来た。 「お母さん、私今日夕飯食べてくるね。」 「分かった、気を付けてね」 お母さんはそう優しく声をかけてくれて、 私は家を出た。 「圭ちゃんっ」 「愛!遅くなってごめん」 「ううん、大丈夫だよ」 「行こうか」 私たちは手を繋いで、 ゆっくり歩いて目的のレストランへ向かった。