「ごめんね…困っちゃうよね…
こんなこと…」
「…そっか…気づかなくてごめんよ」
「圭ちゃん…?」
「俺は華の事好きだったよ。
ずっと……今でも。」
やっぱり…壊れちゃった…な。
「でもさ…愛と一緒にいる時間が長くなって、愛が俺のために足掻いてくれて。
すごく嬉しかったよ。
県外の大学に行くけど帰ってくるから。」
「うんありがとう…」
これは…フラレたって事でいいんだよね。
なんだか清々しい気分かもしれないなぁ…
「うふ…」
「?」
「ううん…想い伝えられたなって、
スッキリしたっ!ありがとっ!圭ちゃん」
私は笑ってそう言った。



