【完】私なりの愛のカタチ。





しばらく色んなお話をして
そろそろいいだろうということで
お墓に戻った。



「もう帰ったみたいだね。」



お墓の前にはもう圭ちゃんの姿はなかった。



「じゃあ、私達もお参りしますか」


「そうだね」



そして私達はお線香を立てて
お墓の前に置かれていた花束と
私達が来る途中で買った花束を
元あった花を抜き差し替えた。


そして手を合わせて目を閉じた。



『お姉ちゃん、お久しぶりだね。
私もう高校2年生になったよ。』


いつものように近況報告。