【完】私なりの愛のカタチ。





圭ちゃんが息を吸ったとき、
私は圭ちゃんの方を見た。



「知ってたわけじゃないけど、
寝てる時、安心できる匂いがして、
愛、かな?って。だから……なんとなく。」



圭ちゃんはそう言って
ちょっと顔を隠していた。



「…そうだったんだ…」




……勘違いしちゃいそう。


圭ちゃんが私を好きなんじゃないかって。


そんなことありえないのに。




私の事好きだって思っちゃうよ……?