そして、翌日、 私と先生はお姉ちゃんのお墓へと足を進めた。 「先生…お花買いすぎじゃないですか?」 「うん…なんか、これもこれもって いっぱい取ってたらこんな買っちゃったよ」 なんて笑いながら 少し大きな花束を大事そうに抱えた。 「お姉ちゃん喜びます。きっと」 そんな話をしていると、 お墓にたどり着き、先生に ここです、と伝えた。 「……永瀬…久しぶり。」 と三上先生は墓石に話しかけた。 私は座った先生の後ろで お姉ちゃんに挨拶をした。