集会が終わって、
みんな、三上先生の元に駆け寄って
話していた。
そんな中、由奈ちゃんが私を見つけてくれて、
由奈ちゃんの教室に
誘われてついて行った。
「ごめんね?あのね?
体育館に向かう前に、これ見つけたの。」
そう言って可愛らしい封筒を私に渡す由奈ちゃん。
「この学校って、3年間同じ階でしょ?
それで、私ずっと同じ教室でさ、
もうすぐ卒業だなと思ってさ、
華のロッカーに華の荷物入れっぱなしだったの
思い出して、愛ちゃんに渡さなきゃと思って、
華の使ってたロッカー開けたの。
そしたらその封筒が出てきて。裏向けたら…」
そう言われて私は封筒の裏を見た。



