【完】私なりの愛のカタチ。







そして、翌日の日曜日。



お姉ちゃんは私と、圭ちゃんに
行ってきますと言って
家を出て行った。





それから数時間後の事だった。





家にもう2度と聞きたくない
電話の音が鳴り響いた。




お姉ちゃんがトラックにはねられて
死んだという連絡だった。




そのことをお母さんから
私と家に戻っていた圭ちゃんにも伝えられた。



圭ちゃんと私とお母さんはすぐに病院に向かった。



そして声が枯れ果ててしまいそうなほど、



お医者さんに『ウソだろ?』と泣き崩れた。




私は全然実感がわかなくて、
涙も、声も出なかった…