またまた手持ち無沙汰になってしまった私は結局自分の席にいることにした 誰か話かけてくれないかなあ ってそんなのあるわけな「おはよーさん」 ん? きょろきょろ 私の周りにはさっきの無愛想男が寝ているだけだし 誰に声かけてるのかな? 「一瀬さん?でしょ?」 ああ私ですか 「えっわっ私?!」 「さすがに俺、窓に話しかける趣味はないよ」 ははっと笑って 私の隣の席に着いた ふわふわの茶色い髪