「おい、おい!起きろっ!!」

ベシッ!

「痛ったー!なにすんのよ!」

「人の話聞かずに寝てんじゃねーよ!」

あれ?ああ、なんか懐かしい夢をみたなと思ったけど

「中学校…か(小声)」

「はぁっ!?何言ってんの、私達はもう2年だよ、もう、六月だよ。いい加減慣れなよ」

いや…わかってるんだけどね。
私たちはあれからずっと一緒にいる。
高校も頭が良くもなく悪くもない学校に進学した。