キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン

ガタッ!

私はチャイムがなった瞬間勢いよく立ち上がり2組に向かった

ガラガラッ!

「姫、いる?」

私がそう言うと周りの人たちがヒソヒソと何かを話始めた、

「居るわよぉ、何処でご飯食べるの?」

「1組だよ!行こ!」

2人で1組に帰るとすでに机をくっつけて食べる準備をしている、未来、優莉、幸妃が居た

「あーっ!いたいた!チャイムと同時にどっか行ったからビックリしたよ」

そんなに目立ったのかな私

「で、その人誰?」

素っ気なく幸妃が私に聞いてくる

「あのね!朝仲良くなった姫だよ!」

「んじゃ、3人を紹介するね!」

「黒髪ショートで少し切れ目でクールな人が幸妃」

「よろしく、ブリっ子ちゃん」

「なっ!誰がブリっ子よ!」

ちょっ、幸妃はいきなり何言ってんだか、でも、別に嫌味で言ってるわけじゃないよね

「そして、天パでオレンジに近い茶髪の目がパッチリな方言女が優莉ね」

「ちょっと!それ悪口入ってない?天パの何が悪いの!!」

「どあーっ、ゴメンゴメン」

意外と気にしてたんだな

「んで、ラストが黒髪でポニテをしているバカで元気っ子なのが未来ね」

「仲良くしてね姫!」

「こちらこそぉ」


そんなこんなで、私達は中学校1年の春に出会った、これから他愛もない会話、バカみたいな事で笑い合う人生で最高の親友に出会った


忘れられない青春には絶対、未来、優莉、幸妃、姫が居るんだ。

これからも仲良くしていられるかな