高校生は難しい

「ねぇ、岡元幸妃(オカモト ユキ)って知ってる?」

と、優莉が唐突に質問してきた

てか、あれ?方言は?と思ったら優莉が
標準語しゃべれるように努力してるんだよ、と教えてくれた

え、読心術使えんの!?

「未来知ってるよ!クラス同じだったもん!」

未来が優莉の質問に答えた

「それがどうかしたの?」

「ん?あー、幼馴染みなんだ!あのね、小2までこっちにいたんだよ、ウチ」

へー、じゃあ戻ってきたってことか

「クールビューティーって感じだった」

「たしかに大人びてるかもね」

キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン

今日は午前までだからお昼食べたら帰れるのか、でも明日からは授業だな

ガラガラッ

「優莉」

優莉を呼ぶ声が聞こえた、少し冷たい感じだが自然と嫌な気持ちにはならなかった

「あーっ!幸妃!会いたかったよーん!!」

「うわっ!触るなきもい!汚染されるだろ!」

えっ!ひどい言いようだな!

「もー!相変わらずツンデレなんだから!」

そんな、微笑ましい?会話を聞いていると

「あっ!そうだ!友達紹介するね!繭花と未来だよ!幸妃は態度はちょっと冷たいけどいい人だから!仲良くしてやって!
友達…いないんだって」

おい、優莉さん、それは失礼だろ

「優莉?(黒)」

「えっ!あ、ごめんなしゃち!」

「ブハハッ!ごめんなしゃち!とか笑」

と、まあ、そうゆうわけで、1日に友達が3人もできちゃいました!私にしては上出来だね

それはいいとして、これから楽しくなっちゃうんじゃないんですか!!