あたしのクラスの他のメンバーは全くわからなかった。
教室に入り、自分の席を探す。
「窓側から2列目のー・・・後ろから2番目」
周りは男子ばっかり。
もう最悪・・・・
「あ、和樺やん!」
後ろを振り向くとそこには
「うわ、菜々?!」
「良かった-女子でッ!!」
「しかも元同小とかぁー♪」
「「良かったぁ・・・」」
あたし達は思わず笑ってしまった。
「和樺ッ!!何勝手に盛り上がってる・・・って菜々!?」
真雪が乱入してきた。
「そー言えば、まゆ席何処?」
「この列の一番前やけど?」
そういって泣きまねをしてきた。
「キモ。もーええわ」
「うわ、和樺最悪」
そういって笑ってどこかへ行ってしまった。
「はい皆席着いてー」
教室に入ってきたのは
超巨体の不細工、明らかに独身の50代に見える女。
・・・・・最悪。