次の日、電車をいつもの時間にした私は驚いた。

青華の女の子たちが数人、桜樹くんと一緒に乗ってきたんだから。


「なんでくんだよ!!」


はぁ…とため息をつきながら眉間にシワを寄せている桜樹くんをみて嫌がってるんだと感じたときは少し安心したけど…


群がっている女の子たちにフツフツとイライラが募る。