「ほ、本当だね…」
ぞろぞろと歩いてくる大群に目が眩む。
迷子になっちゃいそうだなぁ。
そうおもっていた矢先…
「遥っ!」
焦った声で私を呼んだ加奈ちゃんの方向をみてみると…
「あ、れ?居ない…」
加奈ちゃんも桃ちゃんも居なくて、私は青華の人達の中に紛れ込んでいた。
…早速迷子になっちゃったよ…
そう思って肩を落としていると愛しい愛しい人の声が最後から聞こえた。
「あれ?こんなところでなにしてるの?」
「さっ、桜樹くん…」
いや、正確にいうと桜樹くんと林くんと真也くん。
「今日の朝は…電車違ったんだね?」
ドクッ
「えっ、あ、うん。」

