遥 side
「やっぱねー。そんな事だろーと思ったわ。」
私は今、桃ちゃんと加奈ちゃんと一緒に、いつもとは少し遅めの電車に乗っている。
理由は単純。
桜樹くんと顔を合わせる勇気がなくて私が逃げてるだけ。
「だから言ったでしょ?
青華なんて嫌だって。
遥に好きな人がいるなんて薄々気づいてたよ。」
で、昨日あった事や、今まで思ってきた事を相談している。
「んー。加奈ちゃん言い過ぎ。
はるちゃんはさ、まだ諦めらんないんでしょ?」
「うん…」
「じゃあ、気にせず頑張りなよ。」
ニコッと桃ちゃんは笑って、私を励ましてくれた。

