学校についた私たちは席について加奈ちゃんの相談を聞いていた。
「真也が、浮気してる気がする…」
口にしたのは真也くん、加奈ちゃんの彼氏の事で。
カフェで会ってから、加奈ちゃんはよく真也くんの事を話すようになった。
何でかって聞いてみたら、ばれたんだから相談しなきゃ損でしょ。って笑い飛ばされた。
そういうさっぱりしてるところ、やっぱり好き。
「浮気…?」
桃ちゃんが興味心身といったやうな顔で加奈ちゃんを見つめる。
加奈ちゃんの綺麗な顔に穴が空きそう。
「そうなのよ。一緒にいる時もずっと携帯弄ってて。
誰とメールしてるの?って聞いても友達って。」
そんなに不安なのか、加奈ちゃんはいつもとはちがう顔をしてた。
「本当に友達なのかもしれないよ?」
「でもっ、今までこんな事なかったのよ。」
励まそうと言葉を並べても不安は消えなくて授業は始まってしまった。

