チラッとあの子を見たらまだ何か話しているのか、少しどんよりしていた。 どうしたんだろう? なんて、聞けないけどな。 そんな事を思っているとバチッと目があった。 え、やばい、目があった。 心の中では緊張が走ったけど、意外に冷静だった。 あの子は焦ったようにパッと目をそらした。 なに、その行動。 ちょー可愛いんですけど。 「顔、にやけてんぞ〜。」 「うっせ。」 あれは反則だろ。