「あ、ほんとだ。言ってなかった。僕は沖田総司。よろしく。君は?」

『うちは仲川御影。よろしゅう。…ってお預かり? うち新撰組に捕まってまうん? しかも沖田総司って言うたら1番隊の隊長やろ? めっちゃ有名人やん!』

って言ったら、

「……やっぱ俺のことは有名人じゃないんだ…。総司だけなんだ…。」

「ちょっ、文乃心?いじけないで?隊員の中で有名な人は少ないってらなんも言ってたでしょ?」

「うん……」

なんか文乃心さんがいじけてもた…

「とりあえず文乃心も御影さんも中に入ろう。近藤さんにも土方さんにも御影さんのこと話さないと。」

『はい。』

「うぃーっす。」