《真実side》


カランカラン


私たちは店の外に出た。


「これから、どうする?」


私は遼に聞いた。


「んー何も考えてなかった。ごめん。」


「そう…じゃあ、公園による?」


私がそう言ったのは特に意味がなかった。


ただ、遼と話してるのが楽しいから、もっと話していたいと思う。


一緒にいたいと思う。


それが、「好き」っていう感情だったら、いいのにと思う。


そしたら、遼も傷つかなくて済むのに。