完璧男子と恋愛中


そう言ったら、


「始まる前までは、あんなに美智様に会うのを怖がっていたのにな」


と佑斗に言われて恥ずかしかったけれど、そう言った佑斗の瞳が優しかったから、まあ良いか、と思った。






パーティーが終了して、会場を去る前、美智様に言われた言葉を思い出す。

去る直前に、彼女が私だけに聞こえるように言った言葉だ。



『偉そうなことを言ったけれど。間違っても良いじゃない。だって私達、まだ高校生よ?子供だもの』


びっくりして彼女の顔を見ると、美智様は悪戯っぽく笑っていて、そこで初めて、本当に彼女を自分達と同じ歳の女の子だと感じた。