『公宮』の名前が持つ力は、果てしなく大きく、強い。 それなのに、それに劣らないどころか、それすらも凌駕してしまいそうな彼女。 私は、『春江』の名前の力に、押し潰されそうになったことがある。 『家の名に傷をつけるようなことはしてはならない』 という言葉に、周囲の視線に、耐え切れなくなったこともある。 その度に誰かが励ましてくれたおかげで、私は今も前を向いていられるんだ。