案内された部屋に入ると、キラキラと眩し過ぎるくらいに中央で回るミラーボール。
小笠原愛菜(おがさわらまな)は眉をしかめた。
その日は友達の誘いで珍しく合コンでカラオケに来ていた。
だから、部屋に入ったとき、息が止まりそうになった。
過呼吸にならなかったことを褒めて欲しいくらいだ。
ーーーだってそこには、佐川薫がいたから。
皆、男女交互というルールに気をつけつつ、適当に長椅子に座る。
しかし、私だけは、意図的に彼の隣に座った。
興味本位、だった。
「愛菜です!サークルは入ってないけど、マックでバイトしてまーす!」
適当に、自己紹介をする。
そんなことより、隣がきになる。
「愛菜ちゃん、サークル入らないの?うちの大学施設綺麗なのに勿体無いじゃん。」
小笠原愛菜(おがさわらまな)は眉をしかめた。
その日は友達の誘いで珍しく合コンでカラオケに来ていた。
だから、部屋に入ったとき、息が止まりそうになった。
過呼吸にならなかったことを褒めて欲しいくらいだ。
ーーーだってそこには、佐川薫がいたから。
皆、男女交互というルールに気をつけつつ、適当に長椅子に座る。
しかし、私だけは、意図的に彼の隣に座った。
興味本位、だった。
「愛菜です!サークルは入ってないけど、マックでバイトしてまーす!」
適当に、自己紹介をする。
そんなことより、隣がきになる。
「愛菜ちゃん、サークル入らないの?うちの大学施設綺麗なのに勿体無いじゃん。」