「…オイ、勿忘草に行く
オヤジとオフクロも呼び出せ」
目を見開く秀
一つ咳払いをし
いつも通りの淡々とした態度で
ナゼ…だと
無言でオレに問う
「…オヤジとオフクロには一言
オレが『見つかった』と言ってると言え
それで二人は納得する」
用は済んだと振り返り
瑠李のベッドに近寄る
ゆっくりとした呼吸を繰り返し
穏やかな顔で眠る瑠李にそっと触れる
「…答え合わせの時間だなあ…瑠李
オレの勘が間違ってなけりゃ
どのみちオマエはオレのモンだ…
…行ってくる
直ぐ戻るな…」
今度は口唇へそっとキスを落とした…
