竜胆〜りんどう〜

「若、車が用意できました」

シュウの声

薄っすらと目を開けた瑠李

「け……ご…」

瑠李を横抱きにして車へと急ぐ
車に乗り込んだと同時に発車した

「瑠李…大丈夫だからな…」

瑠李の頭にキスを落とす

「急げ、オイ恭子に…」

「大丈夫です、待機していると」

シュウの返事に満足だが、…遅ぇ

「グンジ…」

「わかっております」
チラリと
バックミラーでオレと瑠李を確認し頷いた