竜胆〜りんどう〜

「…エロい顔ですね…
ベッドの中ではどんな顔をするのか
想像力が湧きますねぇ…

ああ…大丈夫ですよ
お二人とも続けて下さい
…なんならココでヤっても構わないですよ?
ちゃんと規制線は張りますから」

そんなセリフが近くで聞こえ
そろりと左に視線を動かして見る
じぃーっと此方を見ながら
妖しい微笑みを見せている秀と視線がカチリと合い心底怖気が走った

こっ…怖っっ

「…秀っ…テメぇっ
コイツのこんな顔見てもいいのはオレだけだっ
見んじゃねぇ
「こんな街中でその様なコトされているので
見てほしいのかと思いましたが…違うのですね
それは失礼を致しました
若は兎も角…瑠李様は本当に…」

ニイヤリと口角を上げる秀はきっと何かを
想像しているようで…

秀に声を掛けられ我に帰ったあたしはといえば
もうこれ以上人前で恥を晒したくなくて
京吾の胸にギュウっとしがみつきそこから顔をあげられなかった
多分耳まで真っ赤だろう
容易に想像できた

「…瑠李…
オマエもあんな顔秀に晒すんじゃねぇ…
そんな顔知ってるのはオレ一人だろ?
チっ クソが…
秀…今度は目ぇ潰す」

…とどこまでもオレ様の京吾がとんでもないことを宣った