竜胆〜りんどう〜

そんなあたしの感情など
お構いなしで京吾は先へと進む

あたしがぎゅうっと力を入れて
口を開けないのに焦れたのだろう

一旦口唇を離し自分の指を歯列に這わせた

びっくりしたあたしは閉じていた目を開け
口を開け声を出してしまって…
「んっ…なっなに」

ニヤリと笑う京吾の
思うつぼにはまっちゃったよう…

また京吾の顔が近づいて
舌がにゅるりと入ってきた…

手があたしの後頭部を押さえ
ぐっと腰を抱き隙間が無くなる

逃げるコトなんて出来ない…

逃げ惑うあたしの舌を捕まえ絡め愛撫する

「…ふぅ…んん…っん」

また…あたしの声?
ヤ…ダ…

ぎゅうっと京吾のシャツを両手で掴み
離れてもらおうとするけれど
ビクともしない…