鮮やかな緑を私の視線が捉える。 纏められたクローバーから いくつかが根ごと下に落ちていき、 どれだけの量が、その手に 握られているのかが分かった。 「…クローバー、好き?だよね」 「…へ?あっ!ありがと…ございます」 ズイッと押し付けられたそれを 私は慌てて受け取った。 よくよく見れば全てが四つ葉。 一体どこで手に入れたのか、 そんな事を考えても無理がないと思う。